博多やすらぎクリニックは心療内科・内科・漢方内科の診療をいたします。
診療を通じて患者さま・スタッフ・社会との信頼関係を築き
「健康になるよろこび」を伝えたい。博多やすらぎクリニックは皆様に
「人生のよろこび」を感じていただきたい。
そんな思いを込めた診療を心がけます。
当院は、患者さんの診療時間を大切にするため予約制をとっております。
初めての方はお電話でご予約のうえご来院ください。
初診では受付から会計まで1時間から2時間ほどかかりますので、
時間に余裕を持ってご予約をお取りください。
初診の方はしっかりお話を伺いたいので、必ず予約をお願いしています。

漢方内科
当クリニックでは、漢方診療に注力しています。漢方治療は以下のような病態に、有効に対応することが可能です。当クリニックの漢方治療はすべて保険適用で受けて頂けます。
内科系
かぜ・インフルエンザ、咽頭炎、気管支炎、気管支喘息、咳、胃痛、便秘、下痢、食欲低下、病後の体力低下、アレルギー性鼻炎
婦人科系
更年期症候群、月経前症候群、月経痛、過多月経、肌荒れなど
心療内科/精神科系
うつ病、季節性うつ病、不安神経症、パニック障害、不眠症、過敏性腸症候群、慢性疲労症候群など
その他:
めまい、気象病、片頭痛、こむら返り、悪夢、ひきつけ、動悸、鼻血、肩こり、冷え症、男性更年期症候群、虚弱体質など
漢方治療について
漢方薬とは、複数の生薬(しょうやく:植物や鉱物など天然由来の医薬品)によって構成された方剤群であり、様々なストレスによって生体内に生じた、「歪み」を、健康なあるべき姿へと戻していく力を持っています。
たとえ現代医学的診断(血液検査、画像検査)がつかなかったり、現代医学的治療だけでは改善しにくい病気でも、漢方薬でアプローチした場合、効果的なことが少なくありません。
当クリニックでは、患者さんの状態を陰陽、虚実、表裏、寒熱といった漢方医学的物差しでとらえ、生体バランスを構成する三要素である気・血・水の偏りに着目することで漢方薬を選択する、「随証治療」を実践しています。
「現代医学的には異常が無いと言われた、でも体の不調に困っている」、「しょっちゅう風邪やインフルエンザに罹りやすい」、「何となく気分が優れないが、抗うつ剤などは飲みたくない」といった患者さんがおられましたら、どうぞお気軽にご相談ください。未病(半健康・半病気)の状態のうちに改善できることも、漢方治療のメリットの一つです。
心療内科
心療内科では「心身相関」、すなわち心と身体の関係に着目し、心理的・社会的ストレスが原因となる心身の不調を改善させていきます。
当クリニックでは以下のような疾患の診療を手掛けています。初診時は病態の把握と丁寧な説明を行うために、40~60分程度のお時間を頂いております。予めご了承ください。
(心療内科は初診・再診共に完全予約制です)
心身症
からだの病気の中には、その発症や経過に心理的・社会的なストレスが大きく関わっているものが存在します。
代表的なものには、過敏性腸症候群、高血圧、糖尿病、胃・十二指腸潰瘍、気管支喘息などが存在します。
これらの心身症では、通常の内科的な薬物療法だけでは、コントロールが難しいことが多く、その場合、心身のリラックスを図る治療(支持的精神療法、自律訓練法、向精神薬による薬物療法、漢方治療など)を併用することが重要です。こうした治療を通して、心身相関のメカニズムについて理解が深まると共にストレス耐性や社会への適応状態が改善していきます。
うつ病/抑うつ状態
なかなか気分の落ち込みが回復せず、仕事や趣味への意欲や興味を失ったり、幸福感が乏しくなる精神状態は、抑うつ状態と呼ばれます。
そしてこの抑うつ状態が、少なくとも2週間以上ほぼ毎日続き、日常生活に障害をきたす状態にまで重症化した状態が、うつ病です。
うつ病では、抑うつ気分や意欲低下などの精神症状だけでなく、疲労感、不眠、食欲低下、頭痛などさまざまな身体症状を呈するために、60~70%のうつ病の患者さんは、まず内科を受診すると言われています。
たとえボディやエンジンに問題は無くても、ガソリンがきれると車は走れないのと同様に、うつ病は「脳のガス欠」ともいえる状態です。ガス欠が持続すると、脳へのダメージが深刻化し、記憶障害や希死念慮(死にたくなる気持ち)などの症状が出現します。そのため、うつ病の早期発見・早期治療は、非常に重要です。
当クリニックでは、抑うつ状態やうつ病に対して、抗うつ薬、カウンセリングといった標準的な治療に加えて、漢方治療を選択することも可能です。お気軽にご相談ください。
不安障害/パニック障害
「不安」とは、人間誰しも日常において感じる感覚の一つであり、「対象のない恐れの感情」と定義されています。心配事があるときに「気持ちが落ち着かない」とか、「胸がドキドキする」と感じることはよくあることで、通常、原因が無くなれば自然に消失します。
ところが「病的な不安」の場合、不安感の元になる特別な理由が存在せず、例えあるにしてもとるに足らない理由である場合が多く、動悸やめまい、息苦しさといった身体症状を高率で伴います。このように不安が強く、行動面や心理面において障害が出ている状態を不安障害と総称します。
不安障害には様々なパターンがありますが、この中でも、急激に出現する突発性の不安発作のことを「パニック発作」と呼び、パニック発作が繰り返し、行動や精神面にダメージを与えている場合、「パニック障害」と診断されます。
不安発作やパニック障害に対しては、セロトニン再取り込み抑制剤(SSRI)、抗不安薬、カウンセリングといった標準的な治療に加えて、漢方治療もしばしば有効です。
その他
その他、心療内科の外来には、不眠症や睡眠障害、季節性感情障害(一年のうち、特定の時期のみ抑うつが強くなる状態)、更年期障害・月経周期に伴う精神症状(イライラ、抑うつ)の患者さんも多く受診されます。
このような患者さんに対しても、漢方薬による東洋医学的アプローチは、有効に働きます。
精神神経科、他科との連携
患者さんの中には、統合失調症や双極性障害(躁うつ病)PTSD(心的外傷後ストレス障害)、パーソナリティ障害、てんかん、認知症など、より精神面や性格面、脳機能に関して高度な治療が必要となる病態の方もいらっしゃいます。
そうしたケースでは、精神神経科における、専門的な治療をおすすめさせて頂くこともございます。その他の場合でも、専門的な検査・治療が必要な方には、近隣の医療機関と連携して治療を進めていくことが可能です。
内科
当クリニックでは、以下のような内科疾患も診療しています。 これらの疾患は現代薬も有効ですが、漢方治療や心身医学的アプローチを併用することで、予防やQOLの面で、豊かで質の高い治療をおこなうことが可能です。
- 上気道感染症(風邪、インフルエンザ)
- 生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満症)
- 慢性頭痛(片頭痛、筋緊張性頭痛)
- 機能性胃腸症
- 気管支喘息
- 便通異常(便秘症、下痢症)
- アレルギー性鼻炎
こんな症状があるときはお気軽にご相談下さい。
矢印をクリックすると説明を読むことが出来ます。

不安神経症・強迫性障害
不安障害というのは、不安や恐怖の感情が、普段の状態とは異なって過剰に付きまとってしまい、日常生活に支障をきたしてしまうことです。過度のストレスや疲れなどをきっかけとして、感情のバランスが崩れてしまい、理由に不釣り合いな不安と恐怖が出つづけてきてしまうのです。
